発想仕事人モノづくり研究所blog

60数年間、世に未だ無い素材の開発と用途開発・新発想生活グッズの開発とそのマーケット開拓に励んでいます。60年に亙って創り続けてきた生活用品の数々をご覧ください。発想仕事人モノづくり研究所代表 小杉博俊©

2023-08-09から1日間の記事一覧

1972年~、再利用を意識した「大丸百貨店サービス袋」‘73 パッケージング展ショッピングバッグ部門賞受賞

当時、翌月の催事広告媒体となっていたショッピングバッグを、サービス精神の原点にもどった風呂敷の現代版と位置づけるコトを大丸百貨店に提案。 素材開発からデザインまでを担当し、和紙のあたたかさを持つ末晒クラフト紙を開発。 このショッピングバッグ…

1971年、第20回毎日工業デザイン賞特選二席工業技術院長賞受賞「ユニバーサルなマーキングペン」 

第20回毎日工業デザイン賞に応募。工業技術院長賞を受賞した。 30年前には「ユニバーサル」という概念はもちろんなかったが、量産されたペンをくるっと曲げて変形させることにより、肢体不自由者にも容易に使用できるペンを提案。 しかし、スポンサーだった…

1970年、株式会社王子カミカ(王子製紙と西武百貨店の合弁会社)設立に参加・「紙の傘ピロピロ」を発売。

王子製紙と西武百貨店の合弁会社「株式会社王子カミカ」設立に参加。 取締役商品開発部長に就任。右列真ん中の方が堤清二さん、左列真ん中の方が王子製紙田中文雄社長。正面左が王子カミカ社長の馬場康一さん。右が小杉博俊。 誕生したての王子カミカ(王子…

1970年、第一勧業銀行「宝くじ販促品」

宝くじは第一勧業銀行が発行・販売をしていた時代、販売額の1.4%を「社会貢献広報費」として使われていました。 この「社会貢献広報費」でこんなモノをつくっていました。 この頃はマッチで火をつけていました・・・。 宝くじを収う「宝箱」 ちなみに令和3年…

1970年、王子カミカ手漉きキット

はがきサイズの紙を、手漉きで創る事ができるキット。 和風なかぶせ蓋形式で、蓋にも部材が収納できる構造とした。

1969年、カミカ企画「8トラック カラオケテープパッケージ」

当時最新の音楽メディアであった8トラックテープを使った音によるドライブガイドのパッケージ。 表紙を開けると観光マップがパッと飛び出し、閉じるとマップが自動的に畳まれる構造(ミウラ折り)。 表紙の素材は、その頃開発されたばかりの合成皮革「テキソ…

1969・1970年、雪印「ヨグールX’masギフトパッケージ」

ワンタッチで組み立てができる雪印ヨグール6ヶ入X’masギフトパッケージ。 この頃、お父さんが会社帰りにX’masケーキを買って帰るのが流行していた。 X’masケーキの箱をマネて、吊るして運べる構造を開発。 職場で予約注文チラシを配布したら、注文が殺到した…

1970年、アポロ社「ドリフのモンタージュゲーム」。1971年、アポロ社「ミラーマジック」。

1971年(昭和46年)。 アポロ社「ミラーマジック」。 ミラーに写り込むイラストがファンタジーな世界を演出する仕掛けの玩具。 1970年(昭和45年)。 アポロ社「ドリフのモンタージュゲーム」。 当時大人気だったドリフターズの似顔を、目・鼻・口・顔の輪郭…