コーン粒を紙風船に詰めて電子レンジでチンしてつくる「気分はとってもポップコーン」を開発。紙風船が大量生産できず未だ商品化できていない・・・。
70年代の始めに電子レンジを購入。
電子レンジの機能に興味を持ち始めた頃、鍋でコーンを炒ってポップコーンをつくる方法を知り、ひょっとしてと、電子レンジでコーンをチンしたらナント見事に爆発!
それから試行錯誤の末、紙風船に行き着いた。
折りたたまれた紙風船を電子レンジに入れると、ポンポンと音がして、ムクムクとふくらみ、プーンとコーンが弾ける香ばしい匂いがして、チン!と鳴ると紙風船が真ん丸にふくらんでできあがり。 みかんの皮を剥くように紙風船を破って食べるこの快感! ・・・40数年過ぎても未だに雑誌やTVで「紙風船でポップコーン」が紹介されるコトは嬉しい限り。
商品化のお話をたくさんいただいたが、大量の紙風船を製造が不可能(なんと今でも手貼り)で商品化を諦めた。
「気分はとってもポップコーン作り方」http://www.systemcreates.co.jp/popcorn.html
「電子レンジ用発熱紙」
電子レンジは商品をあたためるだけで調理機能がなく、冷凍ピザを電子レンジであたためるとお好み焼き状態になり焦げ目は当然つかない。 電子レンジで高熱(250℃以上)を発する紙「HUS」を王子製紙と共同開発。 この「HUS」を冷凍ピザの下に敷いて電子レンジにかけると、焦げ目がつきパリッとクリスピーとなり石釜で焼いた以上のおいしいピザができあがる。 しかしあまりにも高熱を発するため、食品を上に置いて使用しないと瞬時に燃えてしまうため、危険すぎて未だに商品化できないのが残念。